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こころが重い日が、続いていませんか

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京都の鍼灸師から、こころが疲れているあなたへ

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「何をしても楽しめない」

「わけもなく涙が出る。朝、布団から出られない」

「好きだったことにも、興味がわかなくなった」

こころが重い日が続くのは、本当につらいことです。そして、そのつらさは、周りにはなかなか伝わりにくいものです。

京都で鍼灸の仕事をして21年。体の不調のご相談のなかで、こうしたこころの重さに触れることがあります。今日は、鍼灸師の立場から、いちばん大切にお伝えしたいことを書きます。






いちばん大切なこと ― ひとりで抱えないで

こころの重さが続いているなら、どうか、ひとりで抱えこまないでください。心療内科や精神科は、特別な場所ではありません。

つらさを言葉にしに行く、それだけで十分な理由になります。

とくに、

〇強い絶望感がある

〇消えてしまいたいと感じる。

そんなときは、我慢せず、すぐに医療機関や相談窓口(「いのちの電話」などの電話相談を含みます)に連絡してください。

あなたは、ひとりではありません。


 

それは、こころの弱さではありません

「気の持ちようだ」「甘えているだけ」。そんな言葉に、傷ついてきた方がいるかもしれません。

けれど、こころの落ち込みは、意志や性格の問題ではありません。脳や体の状態が関わる、れっきとした不調です。頑張れないのは、あなたが弱いからではなく、こころと体が「もう休ませて」と伝えているからなのです。





こころと、からだは、つながっている

気分が沈むとき、体にも変化が現れます。眠れない、食欲がない、体が重い、疲れが取れない。こころの重さと体の不調は、切り離せないものです。

気分の落ち込みの背景には

〇気滞(きたい)めぐるはずのエネルギーが滞った状態。

原因:ストレス、緊張が続いた、気持ちを出せない状況。

症状:イライラしやすい、憂鬱感、不安感、喉のつまり感、腹部の張り感

〇気虚(ききょ)体を動かすためのエネルギーが不足している状態。

原因:過労、睡眠不足、胃腸の調子が悪い

症状:疲労感、倦怠感、食欲不振、胃もたれ、やる気が出ない、朝が起きれない。

東洋医学では古くから、こころと体をひとつのものとして見てきました。



かんたんセルフチェック

次のような状態が2週間以上続くときは、専門家に相談する目安になります。

□ 一日中、気分が沈み、何も楽しめない

□ 眠れない、または眠りすぎてしまう

□ 食欲がない、または過食してしまう

□ 自分を責める気持ちが、頭から離れない

当てはまるものが続くなら、それは怠けではなく、助けを求めてよいサインです。


 

元気がない日に、できること

できる日に、できることだけで大丈夫です。できなくても、自分を責めないでください。

① できる範囲で、朝の光を浴びる

カーテンを開けるだけでもかまいません。朝の光は、乱れがちな体のリズムを、そっと支えてくれると言われています。

② 眠れなくても、体を横にして休める

眠らなければ、と気負わなくて大丈夫です。ただ横になって体を休めるだけでも、こころとからだの負担は少し軽くなります。

③ つらさを、誰かにひと言、話してみる

信頼できる人に、専門家に、たったひと言でも。内にためた思いを外に出すことが、重さをわずかにゆるめてくれることがあります。


焦らなくて、大丈夫

回復に、決まった道のりはありません。良くなったり、また沈んだり。その波があって当たり前です。辛いと思いますが、早く治そうと焦らなくて大丈夫です。

今日を、なんとか越えられたなら、それで十分です。どうか、あなた自身にやさしくしてあげてください。

我慢せず、早めのケアを

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そして、支えが必要なときは、専門家を頼ってください。体の重さやこわばりをやわらげたいとき、治療を続けながら、体をととのえる時間として、鍼灸を使っていただくこともできます。いつでも、ご相談ください。


うつ症状の症状別コラムも参考にしてみてくださいね。

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